カテゴリー: 管理人オススメ

【兄妹愛】母親におびえる兄妹。母親「ほら!早く決めなさいッ!ったく」→母親が席を離れると兄は・・・

2017-09-06 15:23:58
ファミレスで仕事をしていると、隣のテーブルに親子が座ったんです。

 

妙に若作りしている茶髪のお母さんと

 

中学一年生くらいの兄、そして小学校低学年くらいの妹です。

 

最初はどこにでも居る家族連れだなあ…くらいにしか思ってなかったのですが……驚きました。

 

母「ほら!早く決めなさいッ!ったく、トロいんだから!」

 

お母さんが、デフォルトでキレているのです。

 

子どもが何をしても、怒鳴りつけるんです。

 

妹「それじゃ、わたしカレーにするー」

 

母「そ。わかった」

 

妹「わたし、カレー好きー」

 

母「うるさいな! そんなこと聞いてないでしょ!?」

 

カレー好きって言っただけじゃん!何で、怒鳴るんだよ!?ヽ(`Д´)ノ

 

お兄さんの方は、もうこのお母さんに呆れているのか

 

兄「…………」

 

無表情でそっぽを向いたまま、一言も喋ろうとしません。

 

注文を決める時も、メニューを指差しただけ。

 

関わり合いになるのを極力控えているみたいです。

 

料理が届いてからも、お母さんはキレっ放し。

 

妹「いただきまーす」

 

母「黙って食べなさい」

 

妹「……ショボーン(´・ω・`)」

 

兄「…………」

 

ただカチャカチャと鳴り響く、食事の音。

 

さっさと自分だけ平らげた母親は、タバコを吸いながら携帯を弄り始めました。

 

やるせねぇ(‘A`)

 

すると突然、妹が明るい顔をして口を開いたんです。

 

妹「あ、そだ、お母さん!聞いて聞いてっ!あのね!えとね!今日、学校でね、とってもいいことが……」

 

母「うるさい!食べてる時は騒がないの!周りの人に迷惑でしょ!」

 

ちっとも迷惑じゃないよ!うるさいのは、アンタだよ!

 

寧ろその子の話、聞いてあげてよ!

 

怒鳴られてびっくりした妹が、カレーをテーブルにほんのちょっと落としちゃったのですが…。

 

母「あーもー!汚いな!何でちゃんと、食べられないの!?綺麗に食べなさい!綺麗に!あーもームカツク!」

 

烈火の如く、怒る母。

 

そんなに怒るほど、こぼしてないだろー!?ヽ(`Д´)ノ

 

妹「うう…ごめんなさい……」

 

ブツブツ文句を言いながら、母親は携帯を弄っている。

 

妹は涙目。兄は一言も喋らずに、黙々と食べています。

 

まるでお通夜みたいな雰囲気に包まれたテーブル。

 

こんな食事、楽しいはずがない。

 

すると、母親の携帯が鳴り始めました。

 

母「ちょっとお母さん、電話して来るから。サッサと食べちゃってね」

 

そう言い残して、携帯片手に母は店から出ました。

 

電話する暇があったら、我が子と喋れよ!

 

子育てを経験するどころか、恋人も居ない僕には言う資格がないかもしれませんが、それでも言いたい。

 

もうちょっと、子どもとの接し方ってもんがあるだろ。

 

それじゃ、あまりにも可哀想だろ。子どもがグレてからじゃ遅いんだぞ(`Д´)

 

と、隣のテーブルで、私はキレまくっていたのですが……。

 

妹の様子を見て、怒りも吹き飛びました。

 

その子は涙目のまま、一生懸命カレーを食べていたんです。

 

お母さんの言いつけを守りたいから、ゆっくり食べていたら怒られてしまうから……

 

味わう余裕もないぐらい、急いで食べていたのです。

 

でも、もともと食べるのが遅い子なのでしょう。

 

焦っているからか、口の周りをべそべそに汚してしまっていて……。

 

きっと、それをまた怒られてしまうのに

 

それすらも気付かずに必死にカレーをかき込んでいたのです。

 

目にいっぱい涙を溜めて。一生懸命に。

 

もうね、この世には親子の情はないのかと、寂しい気持ちになってしまいましたよ。

 

あんなお母さんはやめて、お兄さん家の子になれと

 

そう言って抱き締めてあげたくなったほどです。

 

その時、一言も喋らなかった兄がボソッと言ったのです。

 

兄「……そんなに急がなくてもいいよ」

 

妹「え?」

 

兄「ゆっくり食べな」

 

妹「で、でも……お母さんが」

 

兄「いいから。好きなんだろ、それ」

 

妹「うんっ」

 

兄は、チラッと母親が出て行った出口の方を確認しつつ…。

 

兄「で? 何があったって?」

 

妹「???」

 

兄「学校でいいことあったんだろ」

 

妹「う…うんっ!あのね!えとね!今日学校でね!」

 

妹は楽しげに喋り始めました。他愛もないことだったのですが、とっても嬉しそうに。

 

きっと、聞いてもらえるだけで嬉しいのでしょう。

 

さっきまで涙目だったのに、満面の笑みを浮かべています。

 

兄は、にこりともせずに話を聞いてあげていたのですが

 

兄「そっか。良かったな」

 

と言って、妹のべそべそになった口元を拭いてあげたのでした。

 

親子の情は見えなくとも、兄妹の情はちゃんとありました。

 

きっと、この二人は真っ当に育つと思います。

 

http://himagoku.com/archives/1599

http://himagoku.com/archives/1374

http://himagoku.com/archives/1332

引用:lacrima

関連記事